phantasm

まったり趣味を満喫するブログ。気になったことを記録していく予定。

ちょっと偉くなったから

会社の偉い人が変わって、話す機会があった。忘れないようにしておきたいと思ったので書くことにしました。

 

最近自分もちょっとした役職に就いて(ほんとにちょっとしたものだけど)、「これでやりたいこと色々やれるな!」って意気込んでた(調子に乗ってたとも言う)。

 

で、いろいろ話を聞いて、立場には責任が伴うということを改めて考えてみた。

現場の人間と、管理する側の人間は明確なラインがあって、一緒に仕事してるわけじゃないから、物理的にも心理的にも距離があるのは仕方ない。でもそれをどうにか埋めるのが管理する側だし、中間管理職は橋渡しの役目を担ってることになる。だから私も同じように、なかなか見えない現場の状況を管理者側に報告すること、なかなか見えない管理の状況を現場に伝えることが役割、なんだと思う。

 

私はこれまでただの平社員だったからあれこれ言えたけど、立場が変わったらそういう訳にもいかない。権限があるということはつまり、文句言ってたことを自分で変えられるということで、それは最終的に「文句を言うならお前が変えろ」ということになる。

なるほど、これが権限と責任か、と思った。

 

私は割と文句を言うタイプだと思う。ああしてほしい、こうあるべきだ、本当にそれは正しいのか?と直上の人間に文句を言うことが多かった。本当に多かったと思う。今思うとめんどくせえやつ、もしくはうるさいやつだったと思う。私の下にそういうのがいたら正直大変だし。

多分見えないだけで、それぞれ頑張ってはくれてたんだと思う。結果として現れなければ意味は無いという話ではあるけど、それでも努力していないと断じるのは違うと思った。

自分は努力してるのに、してないといわれるのは凄いきついと思ったから。

 

ちょっとしたものとはいえ、役職についた以上は負うべき責任があるし、やるべき事がある。

社長じゃないから、権力的に出来ないことももちろんあるけど、できることをできる範囲で実行する責任がある。

文句を言うだけの立場ではなくなったことに自覚を持っていなかった、それは反省すべきことだと思う。

 

つまり「忙しいからと言って職務を疎かにしてはいけない」という意見を言う時、自分もまた忙しさを理由には出来なくなった、ということになる。

私自身やりこなした上で、やるべきことをやれ、と言わないとそこに説得力はないし、聞き入れてくれることは無いんだと思う。

 

今まで以上に役割を自覚して、文句を言う前に自分を顧みる、文句を言う時に「どうしたら改善されるのか」「それを改善したところで意味はあるのか」を考える、というところを意識したいと思いました。

 

あとやっぱ間違えたり悪いことした時に謝れるかって大事だよね、やっぱり。